緩和ケア研修会 (ACP)
地域がん診療連携拠点病院である当院は、がん診療連携の円滑な推進と質の高いがん医療提供体制を確立するだけでなく、終末期の緩和ケアの必要性・重要性を周知することは必要不可欠と考えています。
年一回、当院主催この研修会では、ビデオ学習や担癌患者さんのお話を通して、緩和ケアについて学びます。研修医であっても担癌患者さんの主担当になりえることから、手術の技能だけでなく終末期の考え方は非常に重要といえます。
実際の症例を軸に研修医から指導医まで幅広い学年でグループワークを行い、適切な緩和ケアについて考え、患者さんのそれぞれに合わせた緩和医療の難しさや大切さを実感することができます。