JPTEC & JATEC

オリエンテーション時から外傷診療に必要な知識と救急措置を身につけます。

はじめに救急外来の看護師やDMATに所属し災害派遣にも携わっている先生からJPTECとして以下の内容を指導されます。

JPTECJapan Prehospital Trauma Evaluation and Care)】

①外傷総論 外傷の疫学、JPTEC(ロード・アンド・ゴー)の概念、外傷システム

②観察処置総論 外傷傷病者の観察処置の流れ、デモンストレーションと解説

③観察処置各論 状況評価、初期評価、全身観察、局所観察、詳細観察、継続観察

また救急外来・プライマリケアの根幹ともいえるJATECについて救急集中治療科より指導されます。

JATECJapan Advanced Trauma Evaluation and Care)

①初期評価

②気道管理

③呼吸管理

④循環管理

⑤搬送技術

※JPTECの重複する箇所は一部省略。

Primary surveyから始まり、Secondary surveyへつなげる一連の全身観察は2年間の礎となります。独学だけでは難しい対応についてインストラクターの先生から指導いただき、形骸化を防ぎつつ見落としや急変にもしっかりと対応する医師として成長を促します。

当院プログラムでは救急集中治療科ローテートが3ヶ月必須であるため、通年の当直だけではなく多くの外傷診療の機会に恵まれています。

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