White Board Conference

振り返りこそ成長の機会

救急集中治療科ローテート中に行われる症例振り返りの勉強会。

研修医や専攻医が経験した症例が時系列に沿って徐々に情報提示され、要所要所で鑑別診断を挙げたり、必要な検査・身体診察について討論します。

当院では救急外来で経験した貴重な経験をそのままにせず、振り返りと共有を徹底しています。救急科専門指導医が必ず参加しているので、Gold standardな考え方を正確に吸収することが出来ます。

※救急集中治療科ローテート中は担当症例を日々夕方カンファレンスで振り返り、専攻医や指導医からフィードバックを受けます。

実習風景

また「M&Mカンファレンス」や「複数症例に対応するトリアージ・タイムマネジメント」についても検討します。こちらについてはGrand Round(研修医勉強会)で中心的に行われています。

※Morbidity(合併症)&Mortality(死亡)カンファレンスの略です。
合併症や死亡症例に対して、エラーがあればそれまでの経験に基づく行動や判断を修正して、同様のエラーを繰り返さないようにする提案をしていくカンファレンスです。
必ずしもエラーだけ取り上げるのではなく、エラーになるかもしれない症例なども検討し、基本知識の確認とシステム作りに励んでいます。

他のDrの救急対応を追体験できる貴重な機会です。学生さんも参加可能なため、ぜひ見学にお越しください。

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