令和4年度研修医 T.O
■出身大学秋田大学
■出身地宮城県
志望理由ときっかけ
私は初期研修を選ぶ際、特に深い理由を持っていたわけではありませんでした。
もともと脳神経外科を志望しており、東北地方で脳神経外科が強い病院を探していました。そんな中、当院のホームページに目が留まり、自由選択期間が長く初期研修段階から脳神経外科の勉強が豊富に用意されている環境に魅力を感じ、この病院を選ぶことにしました。また、当院は福島県内だけでなく、個性豊かなメンバーが全国から集まっており、先輩や同期の各方面から刺激をもらえることは当院での研修の魅力の1つだと思っています。
入職当時について
実際に研修医として働き始めてみると、最初は夜間当直が大変でした。患者の所見の取り方や適切な検査の指示の出し方、救急車の対応方法など、自分の力不足を痛感する毎日で、当直の日は正直ネガティブになることもありました。しかし、適度なフィードバックによってできることが少しずつ増えている今の自分の成長を自覚し、段々と楽しさを見つけられるようになりました。
実際に働いてみて良かったところ
特に印象深い転機があったのは救急集中治療科をローテートした時でした。救急対応と集中治療の面白さに目覚め、2年目にして進路を変更し、救急医の道を選ぶことになりました。2次救急病院でありながらも救急専門医や集中治療専門医が常在しており、教育や体制といった当院ならではの環境があったことも、決断の後押しとなりました。
後期研修医や2年目の研修医から1年目の研修医への教育体制が、現在進行系で整備されつつあります。教育が未発達ということではなく、課題を放置せずに日々システムや教育内容をBrush upし続けており、新たなスキルを磨く環境としておすすめです。これからも一層の成長を目指し、医療の世界での新たな挑戦に取り組んでいきます。